ハナは女の子です。
しかも美人です。
人間も含めて女の子を育てた経験はほとんどないので、戸惑う場面がしばしばです。
今日も、自分が寝ているマットの端をお人形のように少し丸めて、クーンクーンと優しい声を出しながら,なめていました。どこか痛いのかな、どうも違うようです。ママに甘えているというより、自分がママになり、赤ちゃんを抱いている風情です。
ハナはママになりたいのだ、と思って見ていました。しばらくして、彼女は熟睡をします。そうするとどうでしょう、赤ちゃん代わりのマットは1メートル以上放り投げてしまい、板の上で、大の字になっていました。赤ちゃんでなくて良かった。優しい所と、敏捷な野生と両方を持ったハナ、近所のセントバーナードの修平は、ハナに飛びかかったとたん、見事に投げ飛ばされヒックリ返ったそうです。
まるで、千葉道場の鬼小町です。