3/5『腎と妊娠研究会』を国立循環器病研究センターの吉松淳先生が開催されました。
中部地方の胎児医療の中心的存在としてご活躍されている長良医療センターの高橋 雄一郎先生のランチオンセミナーを拝聴して参りました。
妊娠中に羊水の量が多くなったり、反対に、なくなったりすることがあります。以前なら難しかった胎児の治療が可能になったことで、赤ちゃんを助けられる場合もあるそうです。
当院の院長とそのチームはかって、羊水過少の赤ちゃんに日本で初めての胎児手術を行いました。その技術が引き継がれ、先生方の赤ちゃんを助けたいという熱い思いと努力により、ますます進歩がなされた医療に心打たれます。
さて、ランチオンのお弁当は国立循環器病研究センターが出版されて、人気の“かるしおレシピ”のお弁当。
塩分は2g。お出汁や甘酢あん、お酢などで味に変化がつけられていて、美味しく頂きました。
塩分を摂り過ぎると、血圧が上昇して、脳卒中や心臓病の危険が高まります。食塩制限の目標は1日6gとされているそうです。
カリウムやマグネシウムを多く含むお野菜や果物、そして脂質も改善してくれる魚(魚脂)も血圧を下げる効果があり、適度な運動も降圧効果があるそうです。毎日は無理でも、バランスの良いお食事や良い生活習慣を心がけて、健やかに過ごしたいですね
※羊水過少の赤ちゃんの胎児手術のお話